出産の思い出

無事にシンガポールへ戻ってきました!
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1ヶ月ちょっとの点子ちゃんと私の飛行機二人旅。
ちょっとドキドキしましたが、点子はとってもおりこうさんで、
ほんの少し泣いただけで、約6時間のフライトも
難なくこなしました。
いろんな方におりこうさんだね~と声をかけられ、
私もしっかり機内食食べられました:)

産褥期は実家で十分甘えて、
母に健康的で美味しいご飯を作ってもらい、
父に点子をお風呂に入れてもらい、布オムツを洗ってもらい
じっくり静養できました。
お父さん、お母さん本当にありがとう。

産後間もない頃は、「絶対忘れられないくらい強烈な痛み!」と思っていた
出産の痛みは時間とともにちゃっかり忘れつつあります(笑)
よくできています。 皆あの痛みは忘れると言っていたけれど、本当だったのね!

というわけで、産後まもなく遊びにきてくれた友達に
どんだけ陣痛および出産がつらかったか、痛かったかを武勇伝のように伝えたけれど、
今思えば、出産楽しかった(エヘっ)




私の場合、出産の兆候がかなり前からあった為、
臨月になって毎日「今日こそは!」と勇んでいた。
「出産は一に体力、二に体力」という助産師さんの勧めで、毎日3時間歩きまくる。
朝起きると、「あら、今日も産まれなかった。さて、本日はいづこへ歩こう」と、
毎日どこへ歩いていくかが日々の課題に。

私の母は、初産なのに、私を出産予定日の1週間前に、しかも陣痛が始まってから3時間半の超スピード安産で産んだので、きっと私もそうだろう、と思い込んでいました。

前駆陣痛が出産の3週間前くらいから時々起こる。
10分間隔くらいで、ジーンと子宮が収縮する感じ。ほんのり痛い。
(今思えば、本物の陣痛とは比にならないくらい軽い痛み)

おしるしは出産の1週間前にある。

夫がシンガポールから出産に立ち会う為、出産予定日より2週間ほど前にやってきてくれる。

しかし、予定日を過ぎても産まれません。
助産師さんに内診してもらうと、もう点子の頭に触れられ、子宮口も3cm開いていて、
経産婦さん並に熟しているとのこと。 
助産師さんも、ご自身の3人のお子さんは皆予定日を10日過ぎて産まれてきたので、
なかなか産まれないことの不安やあせりを理解してくれ、
「私も夜泣いていました。助産師の私でもそうだったんだから。心配しないで。母さんのおなかの中が居心地がよくて、もうちょっと居たいのよ」と励ましてくれる。

夫と映画のレイトショーを見に行ったり、毎日至るところへ散歩したりして過ごすが、
忙しいなかわざわざやってきてくれた夫の滞在期限がそろそろ切れます。 
どうかパパがいる間に産まれてきて、と祈る日々。

予定日を4日過ぎた夜中、今後の予定を夫と遅くまで話している。
そうしていたら、夜中1時ごろ、10分間隔で、我慢しがたい痛みがやってくる。
「これは本物だ!」と確信し、助産師さんへ電話。

4am: 助産師さんやってくる。 私はバランスボールに身を預け、陣痛の痛みを逃す。
助産師さんがお昼頃生まれるでしょう、と言う。 やる気でる。

9am: 陣痛と陣痛の合間の痛みがない時には頻繁に心音をチェックする。
点子ちゃんの心音は恥骨のあたりで聞こえる! ってことは?もうすぐ?
アシスタントの助産師さんがやってきてくれる。 二人がかりで、陣痛の度に、腰を一生懸    命さすってくれる。私の腰はなぜか冷え切っているため、イトオテルミや、アロマオイルで温めてくれる。

1pm: ほとんど寝てないため、疲れから陣痛が遠のく。 横になる。 
陣痛と陣痛の合間(5分くらい)にもストーンと深く眠れる。 しかし、陣痛は痛い。
小さなおにぎりを2こやっと食べる。大好きなアイスクリームも食べる気がしない。 
それほど痛い。

5pm: あと数時間では産まれないでしょう、と言われ、がっかりする。 
そういえば、尿意を全然感じない。 助産師さんに「したくなくても、とにかく行ってみて」と言われる。トイレまで歩いていく間にも、トイレの中でも陣痛が来て、悶える。
腰をドでかいハンマーでゴーン、ゴーンと毎回打たれる、プラス、究極の便意という感じ。
破水する。 破水したら、陣痛が鋭く感じる。 

10pm: 内診の結果、子宮口は9cm開いていて、点子の頭もそこまで来ている。
しかし、最後の押し出す強い陣痛が来ない。 私はもー羞恥心もなく、痛くて雄たけびを     上げて、息んでみても、押し出すには弱い陣痛のため、空回り。

12pm: もう20時間近く陣痛に耐えてきているので、だんだん体力がなくなってくる。
体力がなくなってるので、陣痛も弱くなっている。
助産師さんに、このまま一旦眠って(といっても痛さで熟睡はできないが)、仕切りなお     すか、提携の病院へいって、陣痛促進剤を打って出産するか、どうしますか?と聞かれ、
迷わず、 「もうとにかく早く終わらせたいです」と言い、
ダンナと母、助産師さんと相談して病院へ。

車中、車の振動で陣痛が促進され、非常に辛い。でも、ずっと助産師さんがついていてくれて、腰とおしりをさすってくれる。

1:30am: 病院で陣痛促進剤と、血糖値が下がりまくって、スタミナがなくなっているので、
栄養剤を点滴してもらう。 強烈に強い陣痛が1分おき位に容赦なくやってくる。
分娩台の上での陣痛、、すごく辛い。バランスボール、ダンナの背中が恋しい。
でも、ずっとついていてくれた助産師さん2人、ダンナ、お母さん、妹がそばで手を握っ      て、腰をさすってくれる。

2am: 「頭見えてるよ~」 「こっちの方向に息んで」 「腰を浮かせないで!」等、
いろいろと言われながら、もう必死でがむしゃらに息む。5回目位の息みで、ズルリと点子ちゃんが出てくる!!点子短く2回泣く。

へその緒を切ったら、すぐに私の胸に点子を乗せてくれる。
名前を呼んで、抱きしめると、じっとしている。 目が見開いている。本当だ、覚醒している。 
お乳を吸わせてみると、すぐによく吸う。誰も教えてないのに、すごい。 
産まれたばかりなのに、とてもしっかりとした人間らしい顔をしている。
血は少しだけついている。やっと会えた!無事に産まれてきてくれた。
点子ちゃんもがんばったね。
涙はでない。感動というより、やっと!という気持ちでいっぱい。

点子ちゃんを抱いている間、そこ30分ほどに、後産があり、会陰を縫われる。
縫い合わせに時間がえらくかかっているように感じたので、きっと四方八方裂けまくってるに違いないと思いぞっとする。 でも、後で助産師さんにきくと、会陰の裂傷は軽かったけど、皮膚は何層もあるので、縫い合わせに時間がかかったように感じたのよ、と言われほっとする。
実際、産後すぐから座ってもあまり痛くない。 よかった~

思いがけず、最後の最後に病院で産む事になったので、入院の準備も整わないまま、出産・入院になってしまったけれど、病院の助産師さん達もとても親切に、「わからないことや納得できないことがあったら、ちゃんと説明するのでいつでも聞いてね」と言ってくれ、とても優しかったので嬉しく思いました。 この病院は、昭和の香りのするいまどき珍しいレトロな病院だけど、ユニセフの「赤ちゃんにやさしい病院」に認定されていて、ほのぼのとしていて、母乳育児をきめこまやかに支援してくれます。

入院中も毎日、助産師さんがきてくれて、病院には聞きにくいことや様々なことに相談に乗ってくれました。

陣痛開始から25時間もかかったけれど、大葉ナナコさんの「えらぶお産」にもあるように、
「早い=安産」ではないし、この時間は点子と私に必要な時間だったんだな、と今は思えます。
それに、ずっと助産師さんがついて、陣痛の度に腰をさすってくれたこと、家で信頼する人に囲まれてほとんどの時間を過ごせたことは本当に贅沢だな、と思います。

皆さん本当にありがとうございました。
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by yoyotto-singa | 2008-05-14 11:31 | 出産


常夏シンガポールでの日々


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